キャッシング審査で同時期の申込に当落の差がある理由
キャッシング、クレジットカードの審査で同時期にA社、B社に申込をした結果、A社では借入ができたのにB社は審査落ちをしてしまった…なんて経験がある方もいるはず。同時期なので条件としては同じ。このような当落の差は何があるのでしょうか。
これは各社の審査基準が若干、違うこともあります。またコンピューター以外で人の目で見る部分。つまり融資担当者の判断による部分も大きい。
特にクレジットカードはキャッシング会社と審査基準が異なるとされている。どちらかというと消費者金融よりもクレジットカード会社の方が同時期の審査による当落の差はあると言われている。
また消費者金融、銀行カードローンも同じ。
同時期に申し込んでも、消費者金融では受かり、銀行カードローンでは落ちた。なんて話はよく聞く。こういった部分も銀行は審査が厳しい。消費者金融は審査が緩いなんて言われる由縁だ。
現在はネット上で審査に対する明確な基準みたいなものが書かれている。しかし、実際は各社によって審査基準にバラつきがあるのも同時期の当落の差がでる現象でもある。
キャッシング事業の新規会社は審査が通りやすい
他に違ったパターンを考えることができる。例えばキャッシング事業を新規で立ち上げた会社はとにかく顧客が欲しい。つまり他社と比べると審査を一定期間緩くしている可能性も考えることができる。もしかしたら返済能力がギリギリの方でも最初は受け入れる可能性だってある。
逆に老舗キャッシング会社は返済能力がギリギリと判断した人間は審査を落とす可能性が高い。理由としてはすでに顧客を抱えており、返済能力が低いリスクの高い顧客を抱える必要がないからだ。
このような会社の事情によっても当落の差は生まれてくる。
申込タイミングも関係してくる!?
審査の申込タイミングによっても当落の差が生まれる可能性もある。
実は信用情報の事故情報というのは照会されるまでにタイムラグがあるとされている。つまり、A社で信用情報を照会した時には事故情報についての記載がなかった。
逆に10分遅れて照会したB社の閲覧した信用情報には事故情報に記載があった。
このようなケースもあり、A社では審査が受かり借入ができたのにB社では審査落ちしたといったケースも存在する。
ただし、こういったケースでは更新時期になると再度、信用情報を照会して借入額の減額があったり、借入停止といった措置になる可能性もある。
お金を借りる時の審査というのは情報も多く出回っているが、ブラックボックス化されている部分もある。そして利用者には何が理由で落とされたのか?といった説明はされない。当落の差というのは、あらゆるケースがあるので一概にコレが理由といった判断も難しいのが現状である。もし確実に審査に受かり少額でも良いので借入を行いたい場合は新規顧客を欲しがっている新興キャッシング会社の審査を受けてみるのが良いかもしれない。