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信用情報が綺麗でも借入ができない理由

金融業界ではお金を貸すことが難しい人を俗に「ブラックリスト」なんて呼び方をする。ブラックリストと呼ばれる人は信用情報にキズがある人。逆に信用情報は綺麗なのに借入ができない人もいる。信用情報が真っ白な人はブラックの対義語としてホワイトと言われる。

信用情報が綺麗。ホワイトといった人は今までにクレジットカードを作ったことがない。クレジットの取引がまったくない人を指す。

普通に考えるとカード支払い等でトラブルがないので安心してお金を貸すことができそうな人物だが、金融業界ではホワイトの人が絶対にお金を借りられるといった保証はどこにもない。

逆にお金を借りた経験のある人が借入をできて、ホワイトの人は借入ができないなんてこともある。この差は一体どこで決まるのだろうか。

融資担当者が見るポイント

安定した収入があり、勤務体形、勤続期間もクリアしている。信用情報もホワイトだ。なのに受かる人。受からない人がいるのはなぜか。

理由として年齢が関係してくるケースがある。信用情報が真っ白な状態でも安心できるのは若い世代。お金を借りることができるのは基本的に満20歳以上である。つまり20代であれば借入が初めてのケースが多い。つまり年齢的に見れば信用情報は真っ白で当たり前。

しかし、これが40代〜50代になってみよう。
少し違和感を感じないだろうか。ビジネスマン等であればクレジットカードの1枚、2枚程度は持っていてもおかしくない。また必要になる場面は生活の中でも多々あったはずだ。

それなのにカードを作った経験がない。クレジット情報は何もない。といった場合は各金融機関の融資担当者は疑問を持ち始める。

過去に信用情報でトラブルがあったのでは…

金融機関の融資担当者が最初にもつ疑念だろう。

例えば過去に信用情報の事故があり、長い間、カードを作ることが許されていない。もしくは出来なかった。このように考えるケースが多い。

信用情報の事故、キズとはでも説明したが、トラブルがあると数年間は消費者金融、銀行カードローンも審査を受からない状態が続く。信販会社のクレジットカードも同じだ。

少しでも信用情報に過去の取引内容があった方が借入に関しては人物像がイメージできて借入しやすい傾向にもある。これについて詳しい内容はキャッシング会社の審査に受かりやすい人の特徴でも記した。

つまり、年齢を重ねている程に、信用情報がホワイトだと怪しく思われ審査落ちする可能性が高くなる。現金主義で今までカードを作って来なかった。といった人は融資担当者に上記のような目で見られている可能性もあるので注意をしておこう。

もし、過去にトラブルもないのに落とされたと理不尽に感じた場合は上記のようなケースが考えられる。少し不憫に思うかもしれないが過去に悪いことをしていないのであれば堂々としていれば良い。最悪の場合は金融機関に行き、窓口でしっかりと説明すれば疑念が晴れる可能性も高い。

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