公共料金の支払い延滞はカードを作る際にも影響を与える?
各信用情報機関では様々な支払いや延滞の情報が開示されるようになっています。もしローンカードや消費者金融でお金を借りたいと思った時に公共料金の未払い、延滞があった場合はどうなるか?
信用情報にキズが付いていると審査を通らない可能性が出てくるので心配な方も多いはず。
結論から言うと公共料金の支払いに関して延滞した場合、信用情報の事故には繋がりにくいとされている。ただし、程度の差がある。1週間や2週間程度なら問題ないとされているが数ヶ月にも及ぶとやはり事故情報として信用機関情報に登録されかねない。
大丈夫だからいって遅延ばかりしていると、いざ、といった時にカードが作れなく困ることになり兼ねない。できるだけ支払いは気づいた時に行った方が利口である。
クレジットカードで公共料金の支払いをしている場合は注意
通常の振替であれば信用情報にキズがつきにくいとされているが、クレジットカードで各公共料金の支払いを行ってる場合は話が別となる。クレジットカードでの取引、逐一信用情報機関で蓄積されていく。
つまり、クレジットカードを使った支払いで延滞があった場合には信用情報の事故情報として登録されてしまう。
特に多いとされているのが、引き落とし口座に預金がなく支払いができていないケースだ。しっかりと毎月の概算公共料金を把握して引き落とし口座に入金をしていないと延滞、未払いといった信用情報のキズに繋がってしまう。
心配な場合は公共料金の支払いはクレジットカード払いにはせずに、銀行引き落としなどにしておくとお金を借りる際のリスク軽減には繋がるかもしれない。
公共料金のカード払いは延滞が続いてもカードは止まらない!?
こんな噂を聞いたことがある人もいるのではないだろうか。カードが停止されてしまうと生活の必要な全てが止まるのでカード会社は延滞が続いても多少は留意してくれる。
しかし、この根拠はまったくないとされている。つまりカード払いにしていても延滞が続いていればカードは止められて生活ができなくなってしまう。
延滞することを事前に把握している場合、連絡を入れておけば大丈夫?
少し豆知識と紹介すると、借りたお金の返済期日までにお金が用意できない場合、契約した消費者金融、銀行カードローンに延滞する旨を伝えると多少は許してもらえる…なんて思っている方やデマ情報をインターネットで流しているケースがある。
これは真っ赤なウソで延滞することを相手側に伝えても信用情報には延滞の実績がついてしまう。事前に把握をしていても「お金」になると延滞は絶対に許されないのだ。もし期日までに返済額を用意できない場合は、利用会社に伝えるのは良いと思うが信用情報に登録されることだけは覚えておこう。