お金の借入に対して審査に落ちやすい人の特徴
銀行カードローン、消費者金融のどちらに対しても必ず審査というのはある。昔からお金の借入に対して金融会社が求める、見ている部分というのは「返済ができるかどうか」の一点だけだ。
貸した金額に対して返済を滞りなくできるかどうかが、審査の受かる、落ちるの分かれ目にもなる。では、返済能力がない。お金を貸付することができない。と捉えられる人の特徴には何があるだろうか?
思いつく限りで列挙してみた。
当てはまるとヤバイ…審査に落ちる人の特徴
高い確率で審査落ちする人は以下の3点がポイントになる。もし当てはまるのであれば原因を潰して信用情報も真っ当なものにするのが大切。
- 仕事をしていない。無職
- 多重債務者
- 信用情報にキズがある。
この3点の中で1つでも当てはまると審査がかなり厳しい。ほぼ審査落ちすると言っても良い。金融会社の絶対に落ちる人間像の最たるものは無収入、年齢制限である。
多重債務や信用情報へのキズは返済能力が著しく低いと判断されやすい。
借りられない確率が高い、融資額が少ないかも…
次は借りられないかもしれない。もしくは審査通過しても融資額は少ない…といった特徴を持っている人を挙げてみる。
- 独身、一人暮らし
- 独身、高齢者
- アルバイト、パート、専業主婦
- 他ローンを組んでいる
- 複数の金融会社から借りている
- 自己破産、債務整理をしている
- 過去にクレジットで未払い、延滞がある
上記に複数当てはまる場合は融資してもらえない可能性が高い。特に自己破産、債務整理、過去のクレジットヒストリーにトラブルがある場合は信用情報が低い。また自己破産、債務整理をしていた場合は基本的に数年間はお金を借りることができない。
意外に思うかもしれないが独身、独り身も審査落ちする可能性が高い。理由としては守るものがなく、逃げられやすいから。高齢者に至っては返済中に亡くなるかもしれない。
独身でも家族と同居している場合は多少、スコアが上がるとされている。
他にも住宅ローン、自動車ローンを組んでいる場合、複数から借りているといった判断、返済が多いといった判断で貸し渋る可能性もある。
個人に対する貸付の審査ポイントはどこ?
今まではお金を借りにくい人の特徴を列挙してみた。では、消費者金融、銀行カードローンでお金を借りる場合に審査する金融会社の人間はどこを見ているのだろう。
属性スコアリングとも呼ばれる個人情報にまつわる審査ポイントを紹介。
- 年収・収入
- 雇用形態
- 勤務先
- 勤続年数
- 健康保険証の種類
- 住居形態
- 居住年数
- 家族構成
年収・収入
お金を借りる場合に目にするのが「安定した収入」だ。浮き沈みの激しい給料よりも毎月、固定で安定している方の方がポイントは高いとされている。年収も高ければ、それだけ貸付額も増える可能性はある。
雇用形態
日雇いバイトから派遣社員、正社員といったように雇用形態も様々。非正規社員よりも正社員の方が収入の安定。返済能力のレベルは高いと判断される。
勤務先
中小企業よりも大企業、大企業よりも公務員といったように勤務先にもランク付けされている。知名度が高いほど借入もしやすくポイントも高くなる。
勤続年数
仕事をすぐにやめる人は収入も底をつきてしまう。よって勤続年数が多いほど離職する確率も低いと判断されてポイントは高くなる。
健康保険証の種類
審査に通りやすくするために本人確認書類は免許証よりも健康保険証が有利とされている。健康保険証には種類があり加入できる条件も変わってくる。国民健康保険よりも社会保険証、より良いのは組合保険、共済保険とされている。理由は簡単で信用力の目安になるから。
住居形態
住居形態でも信用力の度合いが変わってくる。賃貸よりも会社から割り当てされる社宅、官舎の方が有利。本人名義の自宅であれば住宅ローンを通過する財力もあると判断されて審査通過もしやすい。
居住年数
長ければ長いほど、トラブルなく家賃も払えている判断となり、信用力も生まれる。つまり滞りなく返済できる可能性も高いといった判断がされやすい。
家族構成
守るものがない人間はお金にもズボラで返済能力が低いと判断。逆に家族がいる。独身だが家族と同居している状況であれば他人への迷惑をかけられないといった心理から返済もしっかりするといった傾向が強いようだ。ただし、結婚して子供もいる家庭では保育料、生活費が増すため返済能力が弱いと判断されるケースもあるので注意。
まとめ
審査落ちしやすい人の特徴から審査のポイントまでを紹介してきたが、各社によってスコアリングの加減点は違いがある。1社に落ちたからといって全ての金融会社で当てはまるわけではないので、お金を借りたい場合には諦めないことも大切。身辺整理をしてお金を貸しても大丈夫といった状況を作ることも大切だ。