消費者金融、銀行からお金を借りるための条件
お金を借りる場合には各金融機関で審査を受けて通過すれば借りることができる。しかし、お金を借りる前に最低限必要な条件というのがあるのでここでは確認しておこう。
最低必要条件をクリアしていないとお金を金融機関から借りることもできないし、審査の過程までこぎつけることもできない。
お金を借りるための最低必要条件
お金を借りるにあたり最低必要条件というのは概ね、どの金融機関にも大差がない。一昔前は消費者金融であれば「誰にもで貸す」といったような風潮があったが、現在では貸し倒れなども懸念されてしっかりと条件をクリアしている人にしかお金は貸してくれないのだ。
安定した収入がある
条件の1つとして、安定した収入があること。非常に曖昧な表現でもある。この安定した収入とは正社員である必要はない。パート、アルバイト、派遣社員をしている方でも勤続年数などがあればお金を借りることができる。
お金を借りたら返す。これが大前提となるので仕事をしており、安定した収入が多かろうが、少なかろうがあればお金を借りる条件の1つはクリアしていることになる。しかし、この安定した収入の解釈というのは借り入れする金融機関によって差があるので必ずしも全ての金融機関でクリアできるとも限らない。
本人確認書類
これも当たり前だが、素性がはっきりしていない人間に金融機関はお金を貸したりしない。本人確認書類は免許証、保険証が一般的となる。
審査といった観点から見ると有利とされているのが保険証だ。しかし、自営業者、無職者が所持している「国民健康保険証」ではなく、「社会健康保険証」「共済組合保険」などは審査の際に有利とされている。
理由としては会社に努めていることが明確。公務員といった安定した職業、収入であることがわかるといった思惑があるからだ。つまりは借りたお金の返済能力が高いのでは？といった判断になるため。
だからといって国保や免許証では審査通過しないわけではない。金融機関からお金を借りる場合の多くは国保や社保の提示が多いとされている。
満20歳以上の男女であること
キャッシングやカードローンの条件の中に年齢も関係してくる。条件として下は満20歳以上。上は各社により違いがあるが65歳前後が多いように感じる。クレジットカードは18歳以上であれば未成年者でも発行することは可能だが、キャッシングやカードローンにおいては法律上、成年と判断された年齢が条件となる。
ここで20歳以上だが「オレは対象になるのか？」といった疑問を感じる人もいるのではないだろうか。それが学生だ。大学生であれば20歳以上を超えていても学生である。金融機関では学生不可と記さているケースもある。
この答えは20歳以上であれば大学生であっても消費者金融、銀行系からお金を借りることができる。ただし、安定した収入があること。つまりアルバイト等をして収入が確保できていれば借り入れすることができる。
ただし、覚悟しておいた方が良いのは希望額まで借り入れするのは難しいこと。やはり学生といった身分。仕事もパートやアルバイトでは多額の借り入れの場合、返済能力が低いと判断されやすい。また消費者金融の場合は総量規制の対象となるので最大で年収の1/3までしか借り入れすることができない。
もし、50万円以上の融資を希望する場合には収入証明書を金融機関側に提出する義務も生じてくる。
まとめ
キャッシング、カードローンにしろ、上記3つの条件は最低限クリアしていないと借入は難しい。また細かいことを言えば、連絡先は携帯よりも固定電話。他社から借入をしていないなどの条件が揃っていた方が審査も通過しやすい。