キャッシングとカードローンの違い
早い話、キャッシングとカードローンの違いはない。単純明快で金融機関による差異が大きい。一般的に見るとキャッシング=消費者金融。カードローン=銀行からの融資といったように誤解を生んでいるケースも生じているが、どちらの本質も金融機関からお金を借りて返すことだ。
実際に昔はキャッシングといえば消費者金融店舗の窓口で審査を受けて窓口で現金を受け取っていたが現在ではカード発行されて最寄りの自動契約機、ATM等で指定口座に振込することができる。つまり銀行カードローンとの差異はまったくないのだ。
つまり、同じ意味を持つ言葉と捉えて問題ない。
ただし、お金の借入先が消費者金融なのか、銀行系なのかによって違いが生じてくるので覚えるなら両社の特質を理解した方が良い。
消費者金融と銀行からの融資の違い
消費者金融からの融資というのは一般的には小口融資とされている。逆に銀行からの融資は大口融資が可能だ。
また金利についても差異がある。当然、銀行から借り入れした方が金利は低い。消費者金融から借り入れした方が金利は高い。
融資までの期間も違いがある。
現在では銀行系でも即日融資可能な機関は存在するが両社を比べた場合に審査が厳しいのは圧倒的に銀行だ。小口であればあるほど、借りやすいのは消費者金融であり、安定した収入、本人確認がしっかりできれば即日融資も高い確率で可能となる。
そして融資金額を一括返済する場合はできるだけ、〇〇日無利息といった金融機関を選ぶのがベター。
例えば給料日まで残り3日。生活費が足らないので2万を借りたい。といった場合に返すまでの日数分、利息がついてしまうと借りた額よりも多く返済することになる。
しかし、一定期間の無利息付きの金融機関であれば無利息期間中の返済であれば利息がつかないのでキッチリ借りた分だけを返済すれば良い。
単純ではあるが、一括返済する予定で借りてから返済までの期間が短れば一定期間の無利息融資を行う金融機関を選ぶべきだ。
はじめてお金を借りるならどっちがいい?
もしお金を借りる行為が初めてなのであればどちらがいいのか?
この問いには勤務先であったり、融資額にもよるが借り入れしやすいのは消費者金融に当たるだろう。ただし、注意して欲しいのは名前も聞いたことがない消費者金融には絶対に手を出さないことだ。
街金、知名度のない消費者金融は審査も甘く融資額も大手消費者金融よりも優遇してくれるケースがあるが、金利が高かったり、悪徳なケースが多い。
消費者金融と一口にいっても業態はバラバラなのだ。
はじめてお金を借りる。借り入れ先は消費者金融を選ぶのであれば知名度が高く誰もが聞いたことある消費者金融を選ぶべき。借りる金額、返済までの期間が小口であれば銀行と比べても金利だって大した差にはならない。
まとめ
現在ではキャッシングもカードローンも言葉のニュアンスだけの違いでサービスに大きな違いはない。それよりも消費者金融、銀行とお金を借りる期間によって金利、融資スピード、融資額に違いがあるので自分に合った借入先を見つけるのが大切。